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【 「ビジネスで失敗する人の10の法則」 ドナルド・R・キーオ 著 】    « 前  | メインページ |  次 »

「ビジネスで失敗する人の10の法則」 ドナルド・R・キーオ 著

『会社がうまくいかない理由は経営者や社員の個人的資質にある。
10の法則が一つでも当てはまるならあなたの仕事は高確率で失敗だ。』

というキャッチコピーでコカコーラの社長として12年間にわたり全世界の事業展開を指揮してきた著者に惹かれて読んでみた。

面白かったので一部紹介しましょう。

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序文
いつも信条にしてきた点だが、自分より優れた人物と付き合うように絶えず努力すべきだと私は考えている。
(省略)
本書で紹介する10の法則はどのような段階にあるどのような企業にも適用できるが、主に、ある程度の成功を収めた企業と経営者に役立つように考えてある。


<法則1 リスクをとるのを止める>・・・・もっとも重要

何かを達成できたとき、ごく小さなことに過ぎなくても、これ以上リスクをとるのをやめておこうとする誘惑にかられる。
これが人間の本性なのだ。
これを得られた。せっかく得たものをふいにすることはない。

これは、成功がもたらす大きな病の一つだ。
年齢が高くなるほど、この誘惑に負けやすくなる。
年齢が高いといっても、60歳になればという意味ではなく、40歳でもこの病にかかる。

かなりの成功を収めているときにリスクをとること、そんな必要が無いといえる事実が十分にあるときにリスクをとることである。

  「世界は満足できない人間のものだ」 オスカー・ワールド

<法則2 柔軟性をなくす>

  「これは人間悲劇だ。状況は変わり、人間は変わらない」 マキアヴェリ

IBMは完全に自分の流儀に固執するようになっていたのだ。

ヘンリーフォードは、T型フォードにこだわり続けた。

モンゴメリー・ワードやリパブリック・スチールもすべてを失った。

<法則3 部下を遠ざける>

<法則4 自分は無謬だと考える>

<法則5 反則すれすれのところで戦う>

<法則6 考えるのに時間を使わない>

<法則7 専門家と外部コンサルタントを全面的に信頼する>

10代のころ家畜商のもとで働いて牛を買い付けしていた。
オーナーは私にこう言った。
「たくさんの家畜商に囲まれていて、お前はうんと若いので、みな、お世辞を言ったり、親切にしたり、気が散るような事を言ったりする。
牛のどこを見るべきかがこれに書いてある。誰が何を話そうとも、この基本的チェックから外れてはいけない」

「人ではなく、牛をよく見るんだ」

それ以来商品そのもの見るように努めてきた。

マーケティングの専門家、経営戦略、新事業の企画などを売り込んでくる専門家のプレゼンテーションをよく見せられる人は覚えておくと良い。

<法則8 官僚組織を愛する>

官僚制度の役職も実に偉大な発明である。
私がコカコーラの世界で何らかの権威や影響力を持っていたのは、名刺に書かれている「社長」という肩書きであり、その肩書きが重要なのはその下に「コカコーラ社」と書かれているからであり、一番重要性が低いのは私の名前である。

私がアトランタに赴任した時に官僚組織の壁にぶつかった。
何かを依頼した時に「ノー」とは言わない。 だが動かない。

エレベータの中のカーペットが擦り切れていたので、メンテナンス部門に電話して交換するように依頼した。
何ヶ月か経って「まだ交換していないね」と言ったら、まだだがメンテナンスを定期的に行っていて交換は予定に入っているとのこと。
一年後にまた指摘すると、すぐに交換するとの返事だった。
二年後本社に帰るときもまだそのままだった。
メンテナンス部門は「ノー」と言った事は一度も無い。

会社の前進を止めたいのであれば、事務手続きを何よりも優先すればよい。

大企業では官僚制をなくす必要がある。
私の仕事は、特に優秀な従業員が仕事ができるようにすることである。

どのような支出をする際にも、どのような部門を作ると際にも、どのようなプロジェクトを行う際にも、必ず基本的な問いに答えなければならない。
顧客を獲得し、顧客に奉仕する際に役立つかという問いである。
この問いに対して、明確に力強く「イエス」と答えられない場合には、どのような支出であっても、どのような取り組みも止めなければならない。

<法則9 一貫性のないメッセージを送る>

<法則10 将来を恐れる>

<法則11 仕事への熱意、人生への熱意を失う>

私が知っている限り、成功を収めている人はみな、自分の仕事に愛情を持っていて、きわめて熱心に取り組んでいる。

シェークスピアは「人間世界はことごとく舞台です」と書いた。
人は何をするときにも、必ず何かの役で演技者にならなければならず、いくつもの演じ分けなければならないことが多い。
店員は顧客のために演じる。
経営幹部は部下のために、上司のために演じる。
そのときに感情的なつながりを持つことが大事である。

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なるほど。 確かに失敗しそうです。
一つでも当てはまるなら、、、てタイトルですが、いくつも当てはまりそうで恐いです。

しかし、10の法則とありながら11あるのがえっと思ってしまうが、まあ法則 その1が別格で重要なのかもしれません。
経営合理化協会の牟田学先生も「リスクをとらなければ飛躍はない」とよく言われています。

全く関係ないないが、訳者の人にひとこと言いたい。
法則4の「無謬」(むびゅう)って読めないし、意味も分からない。。。
もっと的確な訳をお願いしたいです。
無謬とは、理論・判断に誤りがないこと。らしいです。

興味ある人はぜひ読んでみてください。


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