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【 「プロ弁護士の思考術」 矢部正秋 著 】    « 前  | メインページ |  次 »

「プロ弁護士の思考術」 矢部正秋 著

運命もツキもあなたの判断力次第!
経験に裏打ちされた思考だけが実生活の役に立つ。
だから同じ弁護士でもベテランと若手では将棋のプロとアマの差ほど違う。。。。

という本の帯広告に翻弄されて買ってみた。

実に興味深い!!
税務調査において交渉力がモノを言う税理士の世界においても共感できる。
モノの考え方を7つのコンセプトに集約して解き明かしている。

1:話の根拠をまず選りすぐるーー具体的に考える


2:「考えもしなかったこと」を考えるーーオプション発想する

「オプション提案力」
  依頼者からの相談には、最低3つのオプションを提示する。
  「1つの正解」を依頼者に提示して押し付けるのではない。

感情の縛りを解く方法
  人は困難に直面すると、他人を責めるか、自分を責めるか、運命を呪うか、いずれかである。
  圧倒的に多いのは人のせいにするタイプである。
  しかし、他人を責めても解決にはならない。
  大切なことは多数のオプションを発想することに意識を集中することである。
   ・ただ解決策を考えることのみに集中する。
   ・どんなに不快であっても、現実は現実として受け入れる。
   ・不快な現実を変えるためのオプションは何かを考える。  

オプションを考えるときに、決定打を狙ってはいけない。奇手、妙手、鬼手を狙うのは邪道である。

3:疑うことで心を自由にするーー直視する


4:他人の正義を認めつつ制するーー共感する

人は自分の見たいようにものを見る。
客観的に見ていると思っても、実は『自分』というフィルターを通して見ているのである。

・正解よりも最適解を求める
・反論を糧に思索を深めるー反対意見に耳を貸す

  *反対意見との共存・・・・自分と違う意見を言われると、人は人格や自尊心が傷付けられた用に感じ、感情的に反発し、相手を非難する。自分と違った存在を認めるのは難しいものである。
しかし、他人が自分と反対の意見を抱くことを禁止することは出来ない。
強制的に意見を変えさせることもできない。
つまりは、少数意見や反対意見と共存していくほかはない。
じっと我慢し、聞く耳を持つ、そして、時には自分の意見を変える心構えを持つことが肝要である。

 *反対意見に学ぶ・・・・反対意見に接した場合、できるだけ「なるほど、、そういう考えもあるのか」「私は反対だが、あなたの意見はわかった」という態度を取りたいものである。
反対意見をあしざまに批判するのは、自身のなさの裏返しである。

弁護士は相手の意見を聞く度量がないと失敗する。。。。。。

 *自分の評価は他人がするもの・・・・伊藤忠会長の丹羽宇一郎氏は、若き日をこう述壊している。
ある日課長に「君は一つ勘違いをしている。人間は自分で自分を評価するものではない。他人が君を評価するのだ。君自身がいくら良くやっていると自負しても、他人があいつはダメだと言えばそれが君の評価だ。逆に自分ではダメだと思っても、他人が良くやっていると言えばそれが君の評価だ。」と言われ、大きな衝撃を受けました。

5:不運に関して合理的に考えるーーマサカを取り込む

・プロは無駄になるような準備も怠らない!!

6:「考える力」と「戦う力」を固く結ぶーー主体的に考える
 弁護士は依頼者の代理人なのだから、依頼者のために闘う姿勢が基本になければならない。

 ・優秀なのに主張、立証に迫力がない弁護士は、相手の視点から事実を見る視点が獲得できていない。

7:今日の実りを未来の庭に植えるーー遠くを見る


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考え方、、依頼者とのかかわり方、仕事への取り組み方、、大変参考になりました。

税理士も依頼者の税務代理人なので、依頼者のために闘う姿勢を持たなければならない!!
まさにそう思います。。。


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